MJ

novel

阿部和重「馬小屋の乙女」

えーと、『シンセミア』に続き、神町サーガを書きつづっていく、と考えていいのだろうか。 トーマス井口なる男が、東京で店の客から「ここにならある」という情報を聞いて、わざわざ神町までやってきた。というより、天童駅で降りるつもりが寝過ごしてしまっ…