MJ

2004-01-01から1年間の記事一覧

島田裕巳『女はすべからく結婚すべし』

…だそうです。このタイトルにピキンと何か反応した人は読んじゃあいけない本でしょう。でも、敢えてネタとして読んでみましたが、目新しい話は何もなく、人生の大大先輩が「今時の若いモンは」と繰り言を述べているようでございました。 かといって、誰をタ…

はてなオフ会vol.1

暑い中、行ってきました。昨晩遅くに突然思いついてid:yukattiさんにお昼の誘いを掛けたのだけれど、朝9時台にチェックしたところお返事がなかったので、元々後ろ向きの気分になっていた私は「送達されるのが遅れることはままあることだからなあ」と、二度寝…

という訳で

本日で30日日記を書いたことになり、無事はてなダイアリー市民になったようです。それと、自動キーワードリンクの閾値を、50に上げてみたらスッキリしたようです。

キーワードの自動リンク

「素晴らしい」なんて言葉が自動リンクになっていて非常に不愉快なのでどうにかしたかったのだが、モデレートできるのって「はてなダイアリー市民」だけなんだね。で、この定義もよく分かってなかったのだけれど、必要に迫られて調べてみたら、ある程度の活…

そして、上半期を過ぎた頃に

…面白い作品に出会うもので。 ジェフリー・ユージェニデス『ミドルセックス』は6月頭から遅々として進まず、ようやっと気合いを入れて先日読み終えました。こりゃ面白いですよー。半陰陽という、ちょっと難しい話だったりもしますが、ヨーロッパからアメリカ…

2004年上半期ベスト

一応、出してみたけど、今回はちょっと小説が不作だったかも。いや、それぞれは水準、またはそれ以上だったりするのだが、「忘れられない作品」と言うほどのものがそれほどはなく、小説として5つ挙げるに留まった。 小説部門 『お母さんの恋人』伊井直行 「…

書き方も忘れてしまった

数ヶ月書いてなかったら、書式を忘れてしまったかも。3月に本家の方をtDiaryにしたので、書式が似通っているというのも理由のひとつかも。

イベント告知

4月24日(土)に、渋谷界隈でノンジャンルの読み手向けの集まりをこぢんまりと催したいと思います。詳しくは下記URIをご覧下さいませ。 お問い合せなどもお気軽にどうぞ。http://bm.que.ne.jp/log/?date=20040405#p03

「『ソーネチカ』をめぐって」リュドミラ・ウリツカヤさん来日記念 対談と朗読の夕べ

…に参加してきました。ウリツカヤ氏は想像していたのと違って小柄でしたが短く刈り上げた頭髪が潔く、また美しかったです。含蓄あるお話も伺えて、寒い中足を運んだのは正解でした。 まだ中身は入ってないですが、当日の模様を微力ではありますがレポートに…

リュドミラ・ウリツカヤ『ソーネチカ』(ASIN:4105900331)

平凡な女性の非凡な一生。その一言に尽きるだろう。芸術の才能を持つ夫に尽くす人生は、確かに現代に生きる私たちには受け入れがたいものがあるけれども、こういった、一見「与えるばかりの人生」というのもアリなのだろうなあ、と感じた。容貌のパッとしな…

2003年 年間ベスト本

どうしようかと悩んでいたのですが、ひとまず出してみました。去年読んだ中から選んだ10冊。読んだ順番で、順位付けではありません。 『昏き目の暗殺者』マーガレット・アトウッド 『フロベールの鸚鵡』ジュリアン・バーンズ 『さくらんぼの性は』ジャネット…